ゴキブリは、地球上に約1兆3690億匹程度生息していると言われており、社会性を有した昆虫の一種です。移動速度はなん時速300km近く、体の形状を薄くできるためあらゆる建物の隙間から侵入することができます。また、体内に集合フェロモンを保有しています。このフェロモンは仲間を呼び集める効果があるため、絶対にスリッパやその他の物で潰してはいけません。その1匹は駆除することができますが、その数10倍のゴキブリが集合フェロモンによって引き寄せられる可能性が高いです。また、この集合ホルモンは一度付着したら、1年ほど効果が継続するという学術的に発表された論文もあります。そのため、ゴキブリ退治には『クローブ』を利用しましょう。クローブとは殺菌成分である「オイゲノール」を含んだ香辛料でゴキブリ退治に絶大なる効果を発揮します。この「オイゲノール」はインドカレーなどにも含まれており、抗酸化作用や老化防止を抑える役割を担い人体には無害な成分なので安心してゴキブリ忌避剤として利用できます。
京都大学 ワモンゴキブリの集合性と繁殖戦略に関する研究
■チャバネゴキブリ:3ヵ月~6ヵ月
■クロゴキブリ:6ヵ月~12ヵ月
■ヤマトゴキブリ:3ヵ月~6カ月
※上記の寿命は成虫になってからの寿命を示します。
■チャバネゴキブリ:温暖な気候、場所(冷蔵庫下、エアコン、モーター類の近場)
■クロゴキブリ:湿気のある場所(建物の水回り、下水、ゴミ置き場、)
■ヤマトゴキブリ:住宅付近の竹やぶ、雑木林、住宅内
■チャバネゴキブリ:肉食・共食い
■クロゴキブリ:雑食(野菜、草花、昆虫、人間の食べ物、共食い)
■ヤマトゴキブリ:(野菜、草花、昆虫、人間の食べ物、共食い)
■チャバネゴキブリ:通年(6月末から10月末まで)
■クロゴキブリ:通年(6月末から10月末まで)
■ヤマトゴキブリ:通年(6月末から10月末まで)
■チャバネゴキブリ:通年(1匹の雌につき、3~10回の産卵/年)
■クロゴキブリ:5月~10月(1匹の雌につき、平均16回の産卵/年)
■ヤマトゴキブリ:7月~10月(1匹の雌につき、平均12回の産卵/年)
■身体的被害:ゴキブリを媒体としてサルモネラ菌やあらゆる細菌・ウィルスを運んできます。そのため、アレルギー反応やウィルスによる症状がでることが報告されています。
■衛星被害:衣・食・住のすべてに関与しますので、あらゆるところに細菌やウィルスをまき散らしながら生活しています。
■経済的被害:ゴキブリを放置すると倍々ゲームで数を増やします。そして、建物を老朽化させたり、住人の健康面を損ないます。